The Beginning of Your Day

高森悠子 35歳 ホテル勤務

 

久しぶりに薄日が射している気持ちのいい朝だ。

今日は午後からの勤務。

このところ激務が続いていた。

本当なら出勤まで寝ていたいところだ。

 

でも今日は朝7時からオープンしているKAIHOLOに。

焼きたてのパンに焙煎したてのコーヒー。

お気に入りのコーヒーはキリマンジャロ。

ガツンとした苦味が午後からの仕事のモチベーションを上げてくれる。

 

潮風を感じさせる曲が流れている。

そういえばここも、見えないけれど海まですぐだ。

 

店内の本棚に村上春樹の本がある。

彼の本はほとんど読んでいたが、

へぇ、村上春樹って走るんだ…

「走ることについて語るときに僕の語ること」を

ペラペラとめくっているうちに、

ゆったりと時間が流れる。

 

10時だ。

ヴィネスパで温泉につかり、

ピシッと化粧をして、

さぁ出勤だ。

 

いつもより気合の入ったスイッチを押せた。

K

宮沢玲 42歳

 

どんよりとした今にも泣き出しそうな空だ。

この気温だと雨かみぞれか雪か微妙なところだ。

 

今日は保育園の行事で紗季の迎えは16時でいい。

パートも休みだ。

子育て、家事、仕事に追われる毎日。

自分が選んだことだし、これが永遠に続くわけではない。

わかっているけど、たまには母とか妻とかそういうことから離れたい。

 

朝8時。

保育園に送ってからKAIHOLOに向かう。

ウィークデーは8時からオープンしている。

 

今日はスタッフおすすめのカフェラテを注文。

明るい色のワンピースが店内を彩っている。

スポーティフには早くも春物が入荷していた。

外はまだまだ寒いけれど春はもうすぐそこだ。

 

春の雰囲気に背中を押されて、

思い立ってAVEDAへ。

いつもより髪を明るい色に変えてみた!

 

紗季、驚くかな…?